【書評】LEAN-IN 男性こそ読むべき幸せとキャリア

LEAN IN
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書評

こんにちは

悟です。(@rxf7oqjSU4v473O

今回はフェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグ氏の著書になります。

簡単な感想

本書のタイトルである「LEAN・IN」は「一歩踏み出せ」という意味で、世の女性たちとそれを支えたいと思っている男性たちが一歩を踏み出せるようにという思いが込められています。

彼女が送ってきたこれまでの人生と気づきが書かれていているのですが、私は男性にこそ読んでほしい一冊だと思いました。

目次と概要

本書の内容の中で重要だなと思った部分やキーワード的な部分を、自分なりに書き出してみました。数行なのでピンとこないとは思いますが、参考までに。

怖がらなければ何ができる?

「男らしさ」「女性らしさ」は社会的な期待が反映されています。女の子が授業で発表をしたり、リーダーをしたりすると「男勝り」だと言ったことはないでしょうか。

同じテーブルに着く

十分な実力があるのに、理由もなく自信が持てずに悩む症状のことを「インポスター・シンドローム」といいます。

自信がないなど内面的な部分は少しの行動で変えることができます。この部分の内容は、こちらの本に詳しく書かれています。

が最高の自分を創る

【書評】 <パワーポーズ>が最高の自分を創る 本当の自分で勝負する

できる女は嫌われる

女性にはどうしても「献身的」といった印象を抱きがちで、そのせいで女性は犠牲を強いられ、報われにくい傾向にあります。

椅子ではなくジャングルジム

遠い夢を持つのと同時に、18か月のプランを立てることがオススメです。18か月プランには仕事の目標と、新しいスキルを身に付ける目標を立てることがいいです。

キャリアのことを「椅子」ととらえてしまうと、奪い合いや上るか下るか、とどまるか出ていくかのような選択肢になりがちです。

メンターになってくれませんか?

男性が女性のメンターやスポンサー役になる場合は微妙な問題があるのは確かです。それでも、個人的なコネクションが昇進や推薦に大きくかかわってくるため、地位のある男性の協力が不可欠です。

本音のコミュニケーション

会話をする時に大切なのは、自分の見方(自分の真実)があり、相手の見方(相手の真実)があるということを理解することです。自分の意見を相手に押し付けるのではなく、「私はこう思う」という一言が大切です。

辞めなければならないときまで辞めないで

子どもが生まれた時、男性は家計を支える責任を感じ、女性は子どもを育てる決意をすることが多いです。この時点で女性は仕事をやめる選択がでてきますが、それは実際に仕事に復帰してからでも遅くないと思います。

パートナーをほんとうのパートナーに

対等のパートナーシップを望むのであれば、最初からそのパターンを確立することが肝心です。恋愛が始まったころは、女性は古典的な女らしさ(手料理をふるまう、あれこれと世話を焼くなど)を示してしまいがちですが、このような関係で始まってしまうと、結婚して子供ができるといよいよ古典的な関係になってしまいます。

スーパーママ神話

 Facebookのポスターの中に「完璧を目指すよりも、まず終わらせろ」というものがあります。要求を全てこなそうとするのではなく、全て自分で決めなければなりません。

 どれをしてどれをしないのか、1日何時間働けるか、どの程度の頻度で出張できるか、自分で線引きして決める必要があります。それでうまくいかなかった場合は、自分の条件を見直せばいいはずです。

声を上げよう

フェミニストの世間的なイメージは決して良いものではありません。ですが、フェミニストの定義を、「社会、政治、経済における男女平等の正しさを信じる人」とすれば、正しい方向になるのではないでしょうか。

 もう1歩進んで、男であること、女手あることが与える影響について発言する意思を持ってみてください。バイアスが無いように見えても必ずそこに存在します。

ともに力を

「女にはこれはできない、あれもできない」と考えたら、ほんとうにできません。この自己実現的な考え方を追放するのは、女性たちの肩にかかっています。

「女性よ大志を抱け」

この言葉に本書のすべてが集約されていると思います。そして将来、自分の息子が子供を育てるという大切な仕事をフルタイムでやる決心をしたとき、尊重され応援されるような社会を創っていく必要があります。

男は生きやすい


[f:id:satoruob:20180612224634j:plain]この本を読んで、自分が思っていたよりも、男女の格差は大きいのだと思いました。
男性がキャリアを求めていく姿勢は、ごく当たり前で当然の様に思われています。私もそうでした。
一方で女性は、そもそもキャリアを求める人が少ないものだと思っていました。


実際そういった面もあるのですが、キャリアを求める女性が男性に比べて少ないのには理由があります。

それは、小さいころから「女の子」や「男の子」というものについて親や学校、社会で刷り込まれているからです。
<b>女性はまだ妊娠していないし、彼氏もいないのに、将来生まれてくるであろう子どもの事を考えて就職活動をしている</b>という記事がありましたが、それはいまだに女性が家庭を守るというイメージが強くあるからだと思います。


 最近では女性の社会進出がプッシュされていますが、現在の社会の空気や制度を見ても、女性が仕事もして、家事もすることを要求されている様にしか見えません。


せっかく、大学まで同じ教室で学んだ優秀な学生が、結婚、出産を機に大好きな仕事を完全にやめてしまうのは非常に残念です。
もし本人が続けたいのであれば、続けることが当たり前に出来るそのような社会が必要だと思います。


 しかし、男性でそのような心配をしている人はいませんよね。
もし結婚したら…、子どもが出来たら…ということを考えて就職活動をする男性はほとんどいません。
私はもし必要なら、自分が転職や退職しても良いと考えていますが、周りに言ってもなかなか理解してもらえません。

どうやって仕事と家庭を両立させているの?


 社会で活躍する女性には必ずと言っていいほど聞かれるこの質問です。
ハリウッドの女優さんで、「なぜ同じ質問を隣の男性には聞かないのか」といったひとがいたと思いますがその通りです。


なぜ女性が家庭を切り盛りすることが前提になっているのでしょうか。
自分にもし家族がいたとして、仕事をフルタイムでやって、三度の飯を作るなんて不可能だと思います。


きっと不可能です。


でもそれを女性には悪気もなく求めてしまっています。

学生同士のお付き合いでもよく見られます。

そういったことを著者も言われてきたと書かれており、その為、家事を完璧に出来ていないことが悪のように感じてしまうようです。
もし男性が家事を少しでもやっていれば褒められるのに。
女性は8割やっていても文句を言われてしまいます。
 社会で活躍する男性の裏に妻がいるように、社会で活躍する女性の裏には協力的な男性がいるはずです。


 

奥さんが働くことは素晴らしい


[f:id:satoruob:20180612224520j:plain] 奥さんが働いて収入を得ることは素晴らしいことです。
専業主婦がダメだと言っているわけではありません。
私は働きたい人が働くことを諦めることが残念だと思っているだけです。
働きたいと思っている奥さんが働くことができれば、単純に収入が大幅に増加します。
もし男性が一時的でも働けなくなった場合のリスクヘッジにもなります。
収入に余裕があれば、新しい仕事やスキル取得にチャレンジすることもできます。

そして何より、自分の仕事に誇りを持っている奥さん。

誰かのために頑張ってる奥さんはカッコよくないですか?


この本を読んで、まだまだ男女平等には程遠いのだと思ってしまいました。
日本では未だに、理想の男性像や女性像といったものが根強く残っています。


私は本人が望むなら、男性が主夫をしてもいいし、女性が社会で大活躍していいと思います。

その方が生活に満足感を得られる人も増えると思います。
そのためにまずは現在の女性の立ち位置を知り理解することが重要です。


そして、頑張る女性のパートナーとなる男性たちが最も重要です。

私のアクションプラン

本書を読み終わって、自分の生活に活かせる部分を考えました。

印象に残った部分 : 女性のキャリアにはまだ見えない壁がある

<b>アクションプラン</b>
  • 部下や同僚がキャリアで悩んでいるときに背中を押す
  • 積極的に女性のメンター役を引き受ける

印象に残った部分 : キャリアはジャングルジム(回り道してもいいし、下がっても登ってもいい)

<b>アクションプラン</b>
  • 18か月プランを立てて、仕事の目標と新しいスキル習得を目標にする
  • 肩書に固執せず、新しいスキルを求める
  • パートナーとの時間とのバランスを考えて働く