【書評】理科系の読書術-読書好きにもオススメ!

書評

こんにちは

悟です。(@rxf7oqjSU4v473O

今回から書評を始めます。

内容的に書評とは言えないかもしれませんが、ご容赦下さい。

第1回は「理科系の読書術」について紹介します。

本書「理科系の読書術」では理科系に限らず、最終的に勉強や仕事で、アウトプットすることが目的の場合の読書術について解説されています。

本書の目次

 第Ⅰ部 苦手な人のための読書術

第1章 本と苦労なく向き合う方法

 ネットなどで情報が簡単に手に入るようになりましたが、自分の世界に出会う目的では、読書は非常に大きな役割を持っています。

読書で、知らない世界を知り、社会を知ることで、アンテナの数が増え、チャンスを呼び込んでくれます。

第2章 難解な本の読み方

 理系的な考え方は、完璧を求めすぎず、現在わからないこと、うまくいかないことはとりあえず置いておいて先に進む「棚上げ法」です。

全体像を把握することで、別の解決策が見つかる場合が多々あるからです。難解な本でも、とりあえず先に進んでみる、全体像が把握できそうな本に切り替えることで無理なく読むことができます。

第3章 多読、速読、遅読の技術

速く読める本は、ビジネス書や小説、新書や文庫などで、速く読むように作られてない本は、専門書です。

専門書は、分野を網羅するために体系的に書かれているため、そもそも頭から読む必要が無いケースもあります。

また、知らない分野の本は、いちいち新しい情報で処理しなければいけないので、速く読めるはずがありません。そのため、「遅読」が「速読」の近道です。

第Ⅱ部 仕事を効率よく進めるための読書術

第4章 アウトプット優先の読書術

理科系の読書においては、目的意識が重要です。

余暇の時間を好きな小説を読んで過ごす読書とは全く別物で、研究に活かす、ビジネスに活かすなどなんらかの目的を持って読書を行っているはずです。

その目的につかえる時間を頭に入れて、できるだけ省エネでアウトプットまで持って行く必要があります。

第5章 本の集め方、整理の仕方

本は、投資効率が非常に高いのが特徴です。1ヶ月1万円を書籍代に使うとすると、専門書で3~4冊、新書であれば10冊近く購入できる計算になります。

本やでこれだけ購入するにはなかなか勇気が必要ですが、毎月これだけ買って(もちろん読む)いれば、嫌でもその分野に詳しくなりますし、良い本の特徴にも気づけるようになるはずです。

第6章 読書メモの取り方

本書にはメモの取り方のヒントが多く書かれていますが、私も大いに参考にしています。

私の場合はとても単純で、気になった場所に線を引く、あるいは付箋をつけ、それを元にしてブログにまとめるという方法をとっています。

線を引くのと、付箋をつけるのはメモを取る作業で、ブログに書くのはまとめる作業なので、別々の作業です。

補 章 読まずに済ませる読書術 

本書を読んでほしい人

  • 読書が苦手な人
  • 読書はするけど、難しい本の読み方が分からない人
  • 読書の効率を上げたい人
  • 報告書などアウトプットする必要があり、本を読まざるを得ない人

これらに当てはまる人は本書を読むことで前進できると思います。

上は初級者、下に行くにつれて読書上級者と言えると思いますが、本書前半に楽しく読む読書術、後半に効率よく読む読書術について

書かれてるため、様々な人が気づきを得られる内容になっています。

「知的消費」と「知的生産」

知的生産とはレポート、企画書、論文、書籍などの文章に知価の高い内容を集積することを言う。

知的消費とは、本を濫読する、将棋を指す、教養ある会話をするなど、知的な活動であるが直接生産に結びつかない活動を言う。

本書では、知的消費に偏りすぎるとアウトプットから遠ざかる弊害が生まれると言います。教養を積む読書は知的消費に含まれます。

私は教養を積む読書がメインになっていますが、教養が積めているか怪しいと思っていました。

濫読で教養を積むには時間がかかりすぎるからです。

趣味だから楽しめればそれでいいという人は別ですが、私は新書等で入門書を読むとその次のステージ(さらに専門的な中身)に行きたくなってしまうのです。

そう考えると、濫読で終わらせてしまうのはあまりに時間がかかりすぎると思っていました。

アウトプットを優先しよう

 インフォメーションはバラバラな情報、インテリジェンスは雑多なインフォメーションが組み上げられて「意味あるメッセージ」を有する情報である。

 私を含め、読書をする人の多くは「中身が頭に残らない」という悩みを抱えています。

小説なら構いませんが、ビジネス書や新書をせっかく読んだのに、読み終えて覚えていることは、ごくわずかです。

類書を読めば、「あ、この話前の本で出てた」等の気づきはでてくるので全く無駄というわけではありませんが、同じような本を何度も何種類も読まなければ定着はしません。

読書をするのにも「時間というコスト」がかかっていますから勉強のための読書にしては効率が悪いです。

本書ではアウトプット優先の読書術は3段階あると言っています。

①読書による情報の収集と整理、②読書で集めた情報をもとにした創造な発想、③アウトプットの実行と将来への準備

現在の私の勉強のための読書では①の情報の収集しか行われおらず、アウトプットにはほど遠いといえます。そこで使えると思ったのがブログです。

わずかではありますが人に見られるという側面もあり、自分の中で重要だと思った点を整理できるのではないかと思いました。

読書メモを取る

本に直接メモ、ノートにメモ、様々な取り方があると思います。

この読書メモという点で、ブログは最適では?と思いました。

メモ用紙に書いておけば忘れてしまってよいのだ。

私は整理整頓が得意ではなく、本を読んで書き込んだりしても、本棚に入っていたり、開いてパラパラめくる必要があってたりとなかなか後から見返す機会がありません。

ノートを作っても、どの本がどこに書いてあるかなど、わからなくなってしまいます。

しかし自分が需要だと思った内容がブログにあれば、視覚的にわかりやすいですし、類書を読んだ際に参考にすることもできます。

自分の知識が増えてきたらリライトすることも容易です。

ブログをすることで、自分の中で最新の情報を保存できると思いました。

終わりに

本書をきっかけにブログを始めるということは、おそらく著者も想定していないことだと思います。

論文や報告書になるわけではありませんから。

しかし、教養を積む読書にも効率は意味のあることだと思います。

時間は有限ですし、雑多なインフォメーションだけでは教養があるとは言えません。

「読書を効率よく行う」という点で1冊の本を自分なりに自分の頭に入れる手段としてブログを始めました。

これから宜しくお願いします。