こんにちは
悟です。(@rxf7oqjSU4v473O)
今回は、大学生が現代の経済学を手軽に勉強できる本を紹介していきます。
「経済や社会」
漠然としていて、なんだかよく分かってないけど、知っていた方がいいことだけは分かる…
そんな人が多いのではないでしょうか。
私は農学部ですが、社会や経済への理解は専門を問わず必要な知識だと考えています。
そしてそれを手軽に学ぶことができるのが読書です。
私は大学生活での5年間で新書やノンフィクションなど、250冊を読んできました。
その経験から、初学者にも読めて楽しめる、「経済や社会について学べる書籍」を紹介していきます。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編/ミクロ編
こちらは、ニュース解説で有名な池上彰氏が監修しており経済を学んだことのない人や学び直しに最適です。
表紙に書いてある「父が娘に語る」というフレーズの通り、ニュースになっているテーマを使って経済学の本質を解説しています。
- 対象者:初心者向け
- 汎用性:★★★★★
- 専門性:★☆☆☆☆
- ボリューム:★★☆☆☆
ミクロ経済とマクロ経済は、それぞれ経済学の基本になります。
それだけで大学の講義が何コマも出来てしまうほど広大なので、本書で全てを学べるわけではありません。
本書を読んだ後、より個別のテーマを扱う書籍に移っていくのが良いと思います。
各本の詳しい書評を書いています。
もっと中身を吟味したい人はご覧下さい!
アジアの世紀(上下)
本書は、現代におけるアジア経済の重要性を示した本です。
上下2冊と非常にボリュームのある内容となっていますが、メッセージは一貫しています。
それは、「世界はアジアを無視できない」ことです。
アジア=発展途上
のイメージが未だにあるとは思いますが、世界は徐々にアジア中心になっています。
何かと暗いニュースが多いアジアですが、それは期待値の現れで、これからも順調に成長していくことは間違いありません。
- 対象者:中級者
- 汎用性:★★★★★
- 専門性:★★★☆☆
- ボリューム:★★★★★
接続性の地政学
「アジアの世紀」と同じパラグ・カンナ氏の著作です。
本書では、「世界が1つになりつつある」ことを様々な事例を元に説明しています。
ニュースでは政治的な対立が目立ちますが、人やモノの移動は年々増加しており、お互いの関係は強くなっています。
2国間の争いに全く関係なさそうな国が介入してきたり、他の国の政治や気象によって私たちの身の回りのものの値段が変化する現象を理解するには、接続性を理解することが大切です。
- 対象者:中級者向け
- 汎用性:★★★★★
- 専門性:★★★☆☆
- ボリューム:★★☆☆☆
アジア経済とは何か
本書はアジア(東アジアと東南アジア)で変化しつつあるビジネスの実態を日本を中心に解説されています。
宗教的にも、経済レベル的にも非常に多様なアジアがどのように統合されていくのかは世界的にも大きな注目を集めています。
また、日本を中心に書かれているので、日本がアジアで選ばれる国になるために必要なヒントが本書にはあります。
- 対象者:中級者向け
- 汎用性:★★★☆☆
- 専門性:★★★☆☆
- ボリューム:★★☆☆☆
より詳しい内容はこちらの記事に書かれているので、中身を知りたい方はこちらの記事もご覧下さい!
サピエンス全史(上下)
サピエンス全史は、多くの人が書店で見たことがある本でしょう。
人類は「想像」することが出来るようになったことで、世代を超えた発展が可能になりました。
本書では、その「想像」を得た以降の人類を振り返っています。
その後の人類は、農業革命、産業革命などを経て、発展してきたわけですが、それが「人類の幸せに繋がったか」と言われると答えはわかりません。
- 対象者:初心者向け
- 汎用性:★★★★★
- 専門性:★★★☆☆
- ボリューム:★★☆☆☆
ホモデウス(上下)
「サピエンス全史」を出された、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著作です。
サピエンス全史を読んだ後に読むと、ハラリ氏の主たるメッセージが伝わると思います。
前作は、「人類の歴史」について書かれていましたが、本書は、「人類の未来」です。
バイオテクノロジーや、AI至上主義によって私たちの生活や人生がどのように変化していくのか。
本書を読むことで、これから成長するビジネスの予測なども出来るかも知れません。
- 対象者:初心者向け
- 汎用性:★★★★★
- 専門性:★★★☆☆
- ボリューム:★★☆☆☆
まとめ
私の読んだことのある本の中で、現代経済を勉強できる本をまとめてきました。
経済や社会に関する内容は、自分の専門を問わず必要な知識だと思います。
継続的に本を読んで、感度を高めていきましょう!
今後も良い本があれば、継続的に追記していく予定です。