こんにちは
悟です。(@rxf7oqjSU4v473O)
今回は英語学習の目的について書いていきます。
英語学習というと、1カ月でTOEICを200点あげたり、聞き流すだけで英語力を上げたりと常人にはできないような成果を出す方法が出回っており、自分の目的と混同してしまう人が多く見受けられます。
そんな人の為に、自分に合った方法を見極めるすべを提案したいと思います。
明確な目的はなくてもいい!
英語学習でも何でもですが「目的を決めよう」と言われますよね。
FPや簿記みたいな資格であれば、目的は「試験に合格すること」になってわかりやすいですが、英語は関連資格も沢山あり、言語と言う性質上ゴールはありません。
あなたの英語学習の目的は?
と聞かれて私はハッキリ答えられません。
TOEIC スコアも上げたいし、会話もできたらいいし、洋書も読みたいし映画も見たいです。
このように私の英語学習の目的は沢山ありますが、1つに決めることはできません。
そんな私でもTOEIC スコアも270点から790点まで上がりましたし、今も学習を続けており最近は洋書に挑戦中です。
なので、いま目的がわからなくて右往左往している人もいわば当然で、英語が出来るようになった場合の可能性を感じているのでむしろ英語学習のモチベーションは高いと言えます。
好きな事をしていい、ただし時間があれば
英語という性質上、目的もゴールもその人次第なので、他人にとやかく言われる筋合いはないのです。
先ほど話しで納得した人は自分の好きなように勉強したらいいと思います。
ただし時間があればです。
来月留学なんだけど…
3ヶ月後にTOEIC がある…
1年後に昇進試験が…
このように英語でやりたいことは沢山あるけど迫ってくるものがあるのが通常でしょう。
なので、多くの人は目的が混在しており何を優先して勉強すればいいのか、わからない。
という状態だと思います
あいまいな目的を言葉にしよう
多くの目的が混在する英語学習ですが、言葉で表現することで整理することが出来ます。
簡単にですが、目的を書き出してみます。
- 進学、就職に向けた試験のスコアアップ
- 海外留学
- ディスカッション
- 学会発表
- 日常生活
- 読書や映画鑑賞など娯楽
自分が思いつく目的はこのあたりですが、参考にして自分なりも目的を考えてみてください。
私の目的と学習遍歴
このうち、 進学、就職に向けたスコアアップは普通の資格と同様に勉強法ははっきりしています。
TOEICなりTOEFLなり該当する試験対策を行えばよいのです。
TOEICの勉強方法については別の記事でスコア別にまとめる予定です。
それに対して、日常会話、読書や映画鑑賞はゴールがあいまいで学習のモチベーションを維持するのは非常に難しいです。
更に、スコアとして残ることもないため、学習を辞めてしまうとみるみる力も落ちてしまいます。
これは私の実体験ですが、このような終わりの見えにくい目的で英語を勉強していくためには、まずは資格やスコアを求めて学習し、徐々に試験対策からフェードアウトしていく流れがいいです。
会話に関してはある程度の語彙が無いと、会話力の伸びしろも限られてしまいますし、読書もそうです。
映画等のリスニングを必要とするものになると、試験の綺麗な英語が聞き取れない段階でネイティブの発音を聞き取れるわけがないのです。
この記事にもありますが、初めは海外留学の足切りである470点を取るためにTOEICを始めました。
そこから実際に短期留学を行い、英語の楽しさに気づき就活にも使えつぶしの効きそうなTOEICを勉強し790点までスコアが伸びました。
そこからTOEIC対策がつまらなくなり、現在はヒアリングマラソンを軸に、洋書にも挑戦しているという次第です。
続けられる勉強をしよう
主に、私の勉強方法や考え方について書いてしまいましたが、目的があろうとなかろうと、勉強を実際にする人が成果を出すということです。
私もまだまだ発展途上なので、これからも自分のペースで続けていくつもりです。
最初に張り切って目的を決めてしまっても、達成できなかったり、他にもやりたいことができた時に窮屈になってしまいます。英会話ができるかなんて、正直会話相手によりますし、それこそ終わりがありませんから。
それよりも、目的はなんとなくのまま、自分が無理なく続けられる勉強法を探すのがいいと思います。