こんにちは
さとるです。
今回は大学生同士のお付き合いの話で、私が違和感を持っていることについて書きます。
特に女性の方が、彼氏の家での過ごし方、家事の協力具合などについて不満を持つケースが多いのではないでしょうか。
今回の記事では、あくまで大学生同士や若い社会人カップルの両方が働いている場面を想定していますので、その辺りはご了承ください。
彼女だけが料理を作っていないか?
大学生にはあるあるかもしれませんが、なぜか女性が一方的に料理を作っているケースをよく見かけます。
友人などに、彼女がいることを言うと、

といった言葉が返ってきます。
私自身も彼女ができるまではこのようなことを言っていたことがありましたが、少しおかしいことに気づきませんか?
なぜ、彼女=料理になるのか
先ほどの友人の発言は、日本特有と言うか、私たち(22歳)のお母さん像を反映していると思います。
現在大学生の世代の親は、お父さんは毎日働き、お母さんが食事をはじめとする家事を行うといった、クレヨンしんちゃんのような家庭が一般的ではないかと思います。
もちろん一部サザエさんのような家庭もあれば、複雑な事情のある人もいるかと思いますが、大抵はそのイメージをそのまま同年代の女性に当てはめていると考えて間違いありません。
当然ですが、この役割分担はお母さんが家事に専念していることによって成り立っています。
しかし、大学生同士のお付き合いの場合、家事に意識の高い女性はいるでしょうが、専念している女性なんて1人もいません。
男性が部活やサークル、授業にバイトに行くように女性も同じ環境に身を置いているはずです。
将来はこんな仕事につきたいな。
将来はこういうことをしてみたい。
と夢に向かって頑張っている女性は男性と同じようにいます。
それにも関わらず、なぜ女性が料理をすることになっているのでしょうか。
もちろん料理だけではなく、掃除、洗濯でも何でもそうですが、女性に知らないうちにやらせていることが沢山あります。
男女平等には程遠い男性側の意識の低さ
たしかに、女性の方が掃除や料理などに対する意識が高いように思います。
しかし、これは女性が生まれつき持つ気質などではなく、生まれた時から、自分の親や周りをみて育ち、女性は男性をサポートするのを良しとするような雰囲気に揉まれてきたからです。
そして男性は、毎日仕事をして返ってくるお父さんをみて育ち、家事が不得手であっても男子だもんねと甘やかされて育ってきたからです。
現在は女性の進学率も上がり、働き先でも女性の活用が求められています。
ですが、家での役割はなかなか変わっているようには見えません。
それが、大学生同士のお付き合いでも多くみられます。
女性にも大学生活があるにも関わらず、お付き合いをすることにより、家事の量が2倍になる。
女性側はこのような状況で付き合う意味があるのでしょうか。
そのお付き合いする男性に周りとは違う輝きがあり将来性を感じるのかはわかりませんが、少なくとも家事をすべて女性に押し付けてしまう男性は将来有望ではないでしょう。
女性に求めることが多すぎる
先ほど述べたように、現代の女性は社会からは働くことを求められ、家庭では家事をこなすことを求められるといった具合に求めらることが多すぎるように思います。
私たちの上の世代の女性はこのギャップに苦しみ、仕事、あるいは結婚を諦めて来た人も多いでしょう。
それ自体は大学生もさほど変わっていないように思います。
同じ立場なら対等なお付き合いをするべき
だらだらと書いてしまいましたが、大学生同士で立場が同じなのであれば、対等なお付き合いをするべきではないでしょうか。
大学まで進んで、彼氏の家政婦になることを望む女性が果たしてどれくらいいるのか考えてほしいです。
本意でそうなっているのであれば何もいうことはありませんが、女性側が何も言ってこないことを良いことに頼りきっている男性はいないでしょうか。
家政婦まではいかずとも、知らず知らずのうちに女性が、男性の家を掃除したり、頻繁に料理を作ってあげるような状況になるカップルは多いです。
女性はそのような男性に搾取される前に別れてください。
男性はもっと女性の可能性を大切にしてください。
今回の記事は、LEAN INという本にかなり影響を受けています。
周りの持つ女性像に苦しんでいる女性、彼女を家政婦だと思っている男性に読んでもらいたいです。
彼女の料理うまい?