こんにちは
悟です。(@rxf7oqjSU4v473O)
今回は、家族、共働き、働く女性について書かれている書籍を紹介します。私は現在、大学院生なのですが、同じ大学院生とお付き合いをしています。
大学院まで行くわけですから、相手も就職してキャリアを積んでいきたいと思っていて、これから社会に出て行く身として、家庭を維持するのにどのような手段があるのか、そもそも女性はどこまで社会に進出しているのか、そして自分はどんなキャリアを歩むべきなのかをしっかり考えたいと思い、いろいろな本を手に取ってきました。
この記事では、私が読んだ本の中で特に良かったものを紹介して、私と同じように大学生、大学院生とお付き合いをしている人や、既に働いていて自分のキャリアと結婚について頭を悩ませている女性たちの手助けになればいいと思います。
目次
結婚と家族のこれから 共働き社会の限界
これまで一般的だった結婚や家族といった形が、仕事と家事、育児を両立する上で高度なマネジメントが必要な人間関係になってきています。
「嫌婚男子」と言った言葉も出てきており、今の世代は結婚や家族に難しさを感じています。
結婚という法律上の形ではなくても、内縁であったり事実婚のようなフレキシブルな関係も注目されており、これまで結婚により税制面や法律面がかなり優遇されてきましたが、今後変化する可能性も示唆されています。
「家族の幸せ」の経済学
私たちがもつ「子育ての常識」をデータを元に検証しています。
たとえば、「母親と過ごした期間の長さは、子どものIQや所得とは無関係」、「離婚が子どもの成長に悪影響なのではなく、離婚によって引き起こされる貧困が原因」など常識の否定から因果関係の整理まで行われています。
基本的にはデータの解釈に重きが置かれていますが、これらのエビデンスを元に「自分や家族にとって幸せな選択とはなにか?」を考えさせてくれる一冊です。
仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか
正社員の労働時間が一律に決められている、「無限定性的な働き方」と男性の「家事は女性がするもの」という思い込み。
この二つがある限り、女性が公私ともに輝ける日は来ないと思われます。
もちろん、理解のある男性も増えてきてはいますが、日本の会社で無限定性的以外の働き方は現実的ではありません。
そのため、子育て中にもかかわらず、男性モデルの労働形態が適応され女性が定着しにくい要因の1つになっています。
働く女子のキャリア格差
ワーキングマザーが抱えるモヤモヤの正体を示し、前向きに働けるように語りかけています。
育休産休直後の時短勤務によりハマってしまうマミートラップからの格差についても自身の経験から語られており、経営者視点と女性視点両方から語られています。
LEAN IN
Facebook最高執行責任者の半生を振り返りつつ、自身の経験をもとに女性が社会で輝く上で遭遇した壁について書かれています。
女性に対するステレオタイプはアメリカでも日本でも変わらないようで、働く女性に対して仕事と子育ての両立を暗に求めているのが現状です。
本書は、男性にこそ読んでもらいたい一冊で、女性が遭遇する見えない壁や、知らず知らずのうちに植え付けられた常識を再確認できます。
20代のための「キャリア」と「仕事」入門
就職活動を控えた大学生向けの内容です。
自分の全てのエネルギーを投じて働ける期間はライフイベントや体力的な面からそこまで長くありません。
結婚や出産、育児などと仕事をバリバリできる時期は重なっており、必然的にどれかを諦める、ないしは妥協しつつ、という形になります。
転職はだいたい35才までなので、働く時期と収穫する時期に分けて考えて生活することが必要です。
35才以降は、これまで得た人脈などで引き抜いてもらえるような人材にならなければ、別会社に行くことは難しくなります。
引き抜いてもらうためには希少価値を高めることが重要で、良く言われることですが、会社で必要とされる範囲で、複数の得意分野を持たなければなりません。
まとめ
以上、私が読んだ本の中で、家族や共働き、働く女性などに関するおすすめ書籍を紹介してみました。
これらの本は、将来的に家庭をもつ可能性のある男性にも大いに関係があります。
たとえ現在相手がいないとしても、家族や大切な相手を取り巻く社会環境や、職場環境などについて理解しておくことで、幸せな家庭や相手を支えることにつながると思っています。
もし、この記事を読んでいる方が女性なのであれば、それも大いに関係があることです。
ですが、どの本にも「理解のあるパートナー」という言葉が書かれているように、相手に理解してもらう、支えてもらうことも非常に重要なことであることがわかります。
これからも関連書籍は追加していく予定です。
今後このような書籍の出版が増え、よりよい社会になっていけばいいと思います。その中で自分も少しでも役に立てれば幸いです。