暮らしに少しの工夫を!行動経済学を学ぶのにおすすめな本

私のおすすめ

こんにちは

悟です。(@rxf7oqjSU4v473O

今回は、今話題の行動経済学が学べる本について紹介していきます。

これまでの経済学では、価格差があれば必ず安い方を選択するような合理的な人間が想定されていていました。

実際はそんなことなくて、近くにスーパーがあってもコンビニでコーヒーを買ったり、やるべきことを後回しにしてしまう怠慢な一面があります。

行動経済学では、そんな人間の怠慢さや隙という心理的な事実を従来の経済学に導入する学問で、米国を中心に発展してきています。

経済学といえど、自分の私生活に活かせるテーマが多く、少しの心がけや仕組み作りで、生活を向上させることができるのも面白さの1つです。

この記事では、そんな行動経済学を一般向けに書かれた本をいくつか紹介していきます。

実践 行動経済学

行動経済学といえば、この本!といえるレベルで有名です。

「実践」とうたっていますが、現代はナッジ(nudge)といって、「肘でつく」という意味で人々が強制ではなく自発的に望ましい行動を選択する仕掛けや手法を示しています。

本書では、その仕掛けや手法を用いることで、住宅ローンや個人年金、保険などあらゆる場面で、人々を良い方向に動かすことの例を示しています。

学問の歴史や成り立ちよりは、実例が多いタイプの本なので、行動経済学を使っていきたい人にお勧めです。

行動経済学 経済は「感情で動いている」

行動経済学は、神経経済学や進化生物学、心理学など多様な分野から成り立っています。

このことからわかるように、人間の意思決定を科学することが如何に難しいことかわかります。

それゆえ、私たちの生活から政治まで多くの場面で応用ができる学問で、日本ではどんな使い方ができるだろうか?を詳しく説明しているのが本書です。

ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるのか?

本書は、ノーベル経済学賞を受賞した行動経済学の重鎮、ダニエル・カーネマンによって書かれた本です。

人間の意識を、反射的や直感的でスピード感のある(ファスト)システム1と、ルールや倫理観など考えて結論を出す(スロー)、システム2に分けて考えます。

そして、システム2を駆使するには限界があり、試験や仕事など何かを考えている時は、他の選択についてはシステム2を利用できず、システム1により自分の欲求など不合理な選択をしてしまいます。

本書では、システム1で不合理な選択をしてしまわないようなシステム作りをすることが重要だと解いています。

本自体は、かなり長いのですが行動経済学の主要な部分をカバーをしているため、何冊も買いたくないという方にはおすすめです。

実験の説明などが非常に長いため、行動経済学のビギナーは適度に飛ばして読んだ方が内容を理解しやすいかも知れません。

いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学

本書のキーワードはズバリ「欠乏」です。

金銭や時間、精神的な余裕のなさが、私たちの判断力を大きく削いでいることを述べており、この欠乏によって非合理的な選択をしてしまっています。

テストや大事なプレゼンテーションの前に、財布が緩くなってしまったりするあれが、精神的な余裕のなさから他のことがらに関する処理能力が大きく下がっていることの表れです。

本書はかなり私たちの日常に近いレベルで書かれているため、非常に読みやすくあらゆる「余裕」が必要であると理解できます。

行動経済学の逆襲

本書はこれまで紹介した本と異なり、行動経済学という学問がどんな歴史をたどってきたのか第一人者であるリチャード・セイラーの半生と共に振り返ります。

これまで紹介した本の著者も数多く登場しており、行動経済学の聡明期に活躍した人々の業績まで知ることができます。

また、歴史書という分けでもなく、個人の選択をより良いものに導く「ナッジ」の具体例も多く掲載されており、ビジネスマンにもおすすめです。

最新 行動経済学入門 「心」で読み解く景気とビジネス

本書はここまで紹介した中で最も入門者向けの内容になっています。

各章の始めに具体例を示し、それがを行動経済学的に考えていくスタイルになっています。

主要なキーワードも網羅されていて、行動経済学を学びたいなと思った人に初めに手を取ってもらいたいです。