こんにちは
悟です。(@rxf7oqjSU4v473O)
最近は貯蓄から投資へと言う動きも進み、投資への関心が高まっています。
手数料の低い投資信託や、積立NISAなど個人投資家を助ける制度も整備されてきていて嬉しい限りです。
この波に乗り、投資を始めてみたよと言う人も多いのではないでしょうか。
積立は長期運用が基本ということもあり、一方的に投資だけして、いつどうやって引き出せばいいのかわからない人もいるかと思います。
特に私のような20代ともなると、30年や40年後を見据えた投資になってしまい、目的があいまいになりがちですよね。
今回はそんな積立投資の出口戦略について書いていきます。
この記事でわかること
- 積立投資の出口戦略
- 積立投資をやめる金額の目安
積立投資の出口戦略=取り崩し
積立投資では10年20年と毎月のようにお金を積み重ねていきます。
つみたてNISAで年40万円、もし夫婦ならつみたてNISAの枠だけで年間80万円非課税で運用が可能です。
これはドルコスト平均法という手法で高い値段で買い過ぎないようにリスクを抑えています。
買うときには高値で買うリスクを抑えるのですから、売る時もリスクを抑えてありたいですよね。
リーマンショックや昨年末のような時期にまとめて売ってしまったのでは意味がありません。
なので売る時もドルコスト平均法を使って取り崩しを行うことがいいと思います。
別の資産に移して運用する
取り崩し開始と同時にやっておくといいのが、別の資産に切り替えての運用です。
取り崩しの時期ともなれば資産もある程度まとまった額になっているはずです。
これまでの投資を振り返りアクティブ運用の投資信託や成長を見込んで購入した株式などをリタイア後の運用に適した資産へと移すことを検討しましょう。
具体的には以下の資産です。
- 高配当株
- 変動の少ない債券や先進国株
これらは値動きが比較的小さく、安定している資産に入ります。
配当は、企業から株主への利益還元です。
若くて成長著しい会社は無配当、あるいは低配当で利益を研究開発や設備投資に向ける場合が多いので、値上がり益は期待できても、定期的な収入には結び付きにくい側面があります。
一方で、大きく成長した企業での高配当は、信頼性の現れともいえるため守りの運用には向いています。(不自然に高いのは倒産の危険もありますが…)
石油産業やたばこ産業のような、あまり成長を期待されていないような分野で高配当の企業があったりしますので調べてみましょう。
債券は言わずもがな安定した資産の代表です。
債券の割合を増やすことで資産全体のリスクの低減に役立ちます。
毎月いくら欲しい?
取り崩しを始めるのがいつなのかは毎月いくら欲しいかによって変わります。
私としては、少なくとも働いている間は
「利回りの分だけ取り崩す」
という方法を推奨します。
利回りの分だけというのは、
1000万円を5%で運用した時、年間20万円の配当収入がありますよね。
その場合は年間20万円を取り崩せば、余剰資金を確保しつつ配当収入を得られます。
もちろん20代から投資を始めるのであればもっと貯められる人もいるはずなので5000万円だとしましょう。
5000万円であれば配当収入と取り崩しで年間100万円得られる計算になるので、社会人の期間に1人で仕事(プログラミングやライティングなど)のスキルを身につけておけば、生活できる可能性もあります。
まとめ
平均寿命も伸びてきており、「長生きリスク」という言葉もありますので、せっかく蓄えた資金が底を尽きないように注意が必要です。
もちろんずっと年齢が上がるにつれて取り崩し額を増やしていくのもありだと思います。
ひとまず目標額に到達したら、あるいはある程度額が大きくなってきたら、高配当株や債券への資産の移動を検討してみてください。