大学生がTOEICのモチベーションが低いのは何故か。

こんにちは

悟です。(@rxf7oqjSU4v473O

今回は、大学生なら誰もが聞いたことあるTOEICについての話です。

「高得点を取ること」以外のモチベーションに繋がらない

そもそもTOEICを頑張ること自体がおかしな話です。

TOEICはみんなが知る英語資格試験ですが、別に英語を学ぶのであればTOEICである必要は全くないはずです。

日本に存在する英語試験を整理してみます。

主な英語資格
  • TOEIC
  • TOEFL
  • IELTS
  • GTEC
  • BATIC(国際会計検定)
  • 全国通訳案内士試験
  • 国連英検
  • 日商ビジネス英語
  • 観光検定
  • 工業英検
  • ケンブリッジ英検
  • ビジネス通訳検定
  • ビジネス翻訳資格
  • 英検

これ以外にもたくさんありますが、少なくとも英語資格に関してはTOEICである必要は全くないはずです。

TOEICは本来、ビジネス向けでコミュニケーション力を図る試験になっています。

TOEIC ®Programとは英語コミュニケーション能力を公平公正に評価する世界基準です。               TOEIC公式サイトより

  • 留学を目指すなら、IELTSケンブリッジ英検
  • 経営学や会計学を専攻する人であれば、BATIC日商ビジネス英語
  • 研究活動へ活かすなら、TOEFL国連英検工業検定

このように多くの試験が、対象とする受験者が異なっており、大学生のほとんどがTOEICを受験しているのは、おかしな話です。

大学生がビジネスコミュニケーションを英語で行う機会がどれほどあるでしょうか。

この理由から、私は多くの大学生がTOEICを受験する目的がスコア以外にないと思っています。

TOEICを頑張った=学業を頑張った にはならない

学業とTOEICが関係あるかも、微妙なラインです。

年次が上がると、講義自体が英語になる大学もありますが、それは上位大学か英語に特別力を入れている私立大学です。

サンプルが私とその周りに限定されていますが、大学で必修となっている英語の講義は、簡単な英会話か予備校のようなTOEIC対策に終始しています。

一部、専門的な講義もありますが、全員が受講する講義はその程度です。英語は単位の一部でしかなく、これでは他の学業とのシナジーもなく、英語だけ空中に浮いたような状況です。

理系学部では、必修として微積分や線形代数が基礎としてあり

英語の授業で高得点を取ったからと言って、他の講義の話がわからないなどという場面は全くなく、単位さえ取れれば良いと思われています。

TOEICでの学びは研究には活きないと思っている

英語を研究で使う場面は、主に3つではないでしょうか。

  • 論文や文献など、読んで情報を収集する
  • 学会発表や議論などの会話
  • 論文や要旨など、書いて発信する

TOEICでは、S&Wも含めば以上の4技能を網羅していますが、使う単語や言い回しは全く異なります。当然みんなそれはわかっているため、東大や京大など難関大学の大学院入試では、TOEFLなど別の試験が利用されます。

TOEIC対策をしていては、論文は読めるようにはなりませんし、論文や要旨を書くことはできません。

別に難関大でなくても、研究室に入る3年生や4年生になれば、TOEICの優先度は低くなってしまいます。

それでもTOEICのスコアを上げる効果は絶大

これまでで説明したように、大学生にとってTOEICは短期的な目標ではモチベーションを維持するのはかなり難しいです。

それでも一般的な大学生にとってはTOEICスコアは大きな武器になります。

就職活動におけるTOEIC

就職活動にTOEICが役立つなんて言葉は、耳にたこができるほど聞いたと思います。

みんなそんなことはわかっています。それでも大学生の公開テストの平均は568点ですから。半数以上は目安と言われる600点を超えられません。

そもそも受けたことのない人もいますから、実際にTOEICで600点を持っていることは意外と多くないのかもしれません。

ここまでは、就職先に対してどうなのか?という視点でしたが、ここからは自分の中身の話です。

これは就職活動を行っていく上で感じたことですが、多くの人はインパクトのあるエピソードを持っていないと思います。

長期の海外留学や全国大会出場、何らかの飛び抜けたスキルなど、「これが自分の武器」というものを持っていて、その武器から自分の「人間性」を伝えることは非常に難しいです。

留学や全国大会や飛び抜けたスキルなどは、多くの人にとって今から用意することは難しいです。

これらに依存してアピールするのは逆効果ですが、インパクトのある経験があることは間違いなく特です。

そんな経験がない人でも大学生になってから用意できる武器が「TOEIC」だと思います。

  • みんな知っていて、難易度まで理解している
  • 上司も含め、受験経験がある
  • 英語ができるようになる
  • 資格試験なので公平

このように、みんなが難易度知っていて、かつ資格であるため公平である武器は他にありません。

更に、直接的ではないにしろ、高得点の先に英語が身につく実利的なメリットがあります。

この武器を持つことで、自分のエピソードの信頼度を飛躍的に高めることができます。

TOEICのモチベーションを高めるためには

だとしても、TOEICスコアを上げるためには、長期的にモチベーションを維持する必要があります。

短期的にTOEICに100%自分のリソースを投じることができるのであれば、必要ありませんが、スコアを大きく上げるためにはモチベーションを高める工夫は必要です。

別の目的を見つける

スコアだけが目的では、試験までの期間を効率的に過ごすことができなくなります。

更に、問題を用意する必要もあり長期間になればなるほど、問題集や模試を用意するのに苦戦することになります。

そこで、スコアアップ以外の目的を見つけるのがおすすめです。

具体的には

  • 洋ドラマや洋映画を字幕無しで見れるようになる
  • 洋書を読めるようになる
  • 外国人の友達と会話できるようになる

主なTOEICはリーディングとリスニングなので、上の二つがおすすめだと思います。

厳密には発音の質やスピード、単語など異なりますが、最終的な目標をスコア以外に置くことで、スコアが伸び悩んでも学習を続けることができます。

高スコアを取るためには、どうしても伸び悩みの時期が来ます。そこで、学習を辞めず継続して学習を行うことで成長できるはずです。

また、映画の理解度や読解力は自分で成長を感じることができるため、精神的にも楽です。